カテゴリ:空の記憶( 11 )

ヤマセ


「先生、気層のなかに炭酸ガスがふえて来れば暖かくなるのですか。」
「それはなるだろう、地球ができてからいままでの気温は、たいてい空気中の炭酸ガスの量できまっていたと言われるくらいだからね。」
「カルボナード火山島が、いま爆発したら、この気候を変えるくらいの炭酸ガスを噴くでしょうか。」
「それは僕も計算した。あれがいま爆発すれば、ガスはすぐ大循環の上層の風にまじって地球ぜんたいを包むだろう。
 そして下層の空気や地表からの熱の放散を防ぎ、地球全体を平均で五度ぐらい暖かくするだろうと思う。」

                                宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」より


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今北東北は低温と日照不足に襲われている。
今後の作物の生育が、かなり懸念されている状況だ。
この天候は二十数年前に、お米の大凶作を起こしたときのお天気にとてもよく似ている。
あの時は外国から緊急輸入までしたのですが、食味の悪さに閉口した記憶がある。
あの時の二の舞にならねばいいのですが。

しかし賢治は火山噴火を起こすことによって、気中の炭酸ガスを増やし温室効果で冷害を回避
しようなどという破天荒な童話を残しが、こんな東北の惨状を憂いてのことだったのでしょうね。

が、すこし真面目に考えてみたが、気温を五度も上げるような噴火が実際起こったらどうなるのでしょうね
炭酸ガスによって地球放射は妨げられ熱はこもるのだろうけど、それほどの噴火ならかなりの噴煙もあがるでしょう
そうなれば逆に太陽放射も受け取れなくなるため気温は下がることになるのでは...
う~ん、トントンという事にはならないかな?

なんてね、あまり写真を撮れない腹いせに屁理屈を考えてばかりの毎日です。
しかし賢治にはそんなことは百も承知だ。あくまでも夢のある童話のはなしです。(笑)









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by warutorawa | 2017-08-23 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

まえぶれ



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台風が近づいてきた

くれぐれもご用心のほど


この台風、北東北に来る頃には熱帯低気圧に変わるらしいが

低気圧と台風の違いと言うとエネルギーの違いなそうだ

低気圧は「位置エネルギー」で台風は「潜熱」なそうだ

と言われてもなぁ~???


いずれ重要な事は正しい情報を見極めることだ

くそ溢れんばかりの情報社会ゆえに・・・。




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by warutorawa | 2017-08-08 11:20 | 空の記憶 | Trackback | Comments(0)

積乱雲




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真っ白い入道雲が涌き、騒がしいアブラゼミが鳴く

吹き出る汗をぬぐっていると、冷たい風がやって来る

瞬く間に薄暗くなり「ゴロゴロ」音がし始めた

夕立だ

火照った大地に雨を届け涼をもたらす



少し前の日本の夏はこうだった

しかし、もうこんな夏は無くなっていくのだろう

「積乱雲」

いつしか危険を知らせる指標となってしまった。
















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by warutorawa | 2017-07-16 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

笠雲と岩手山




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笠雲は湿気を持った空気が山の斜面による上昇気流で冷やされ出来る雲なそうな...

この雲が出来るとその後の天気は大概崩れるという

確かに冷たい空気が入って来てるし、風も強かったり、小雨が舞ったりと目まぐるしい一日でした

富士山にできる笠雲は山頂を取り巻くように現れてとても幻想的ですが

岩手山では山頂から少し離れたところに出来るようですね

やっぱり富士山のような綺麗な円錐をしていないからでしょう

それでも滅多にお目にかかれない雲なだけにラッキーでした

大地と空と雲がつくるシンプルな風景にとても癒されました。


                           ー雫石 小岩井ー




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by warutorawa | 2017-04-30 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

冬空の景




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二十四節気「小雪」

ー立冬の後15日。木々の葉は落ち、山の頂には冠雪が見られる。
朝夕の冷え込みが厳しくなり、北国では初雪の舞い始める頃ー
とある。

この季節、観光地では訪れる人もめっきり少なくなり
朝夕の冷たい静寂が身に染みる

しかし、私にとってはそれが好都合でもある

彩の無くなった景観に静かな色を見いだせるからかな・・・

それとも歳のせいか?



                         ー盛岡ー









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by warutorawa | 2016-11-28 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(0)

touch down




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なにね、台風が去ったものですから・・・

戯れてみました

久々の秋空の中、沢山のトンボが飛び回った一日だった。

明日からは又天気が崩れるそうな

なるほど、早くも筋雲が現れていたなぁ~。



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by warutorawa | 2016-09-22 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

秋風恋し




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以前 この時期の台風は 過ぎ去ると秋の空気を運んだものだが

今年は少し様子が違う 

去った後でも湿潤な空気はそのまま残っている

そもそも 進路が変だ

南の海には台風の卵がうじゃうじゃ現れている

それでも体感温度位は涼しくなりたいと思い

近くのススキを撮ってみたが・・・

やっぱり フライングしたみたいだ。




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by warutorawa | 2016-08-24 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

水と光の振舞



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以前、(天使のはしご)について書いたのですが
今回は数日前に見た(彩雲)の話を少しばかり・・・

彩雲は 光が通過するとき 光の散乱を起こす粒子の半径が
光の波長よりも大きいときに起こるそうです

この時の粒子は 雲ということになるのですが 結構大きな雲粒だったということですね
このように大きな水滴で出来た雲のことを(水雲)と言うそうです

そういえば この日も雨が降ったり止んだりの空模様でしたので
なんとなく そんなきがしてきますね^^

簡単に言えば 大きな水滴で出来た雲に光が散乱されて見える現象ということでしょうか...

よく 雲の無い所に採光が現れることがありますが(環水平アーク)
これも同じ散乱現象です ただこの時の粒子は水滴ではなく 空に浮かんだ氷晶となるそうですよ
簡単にいうと 高層にできた氷の粒です

こんなふうに すこし科学的に調べてみると いままでチョット怖いと思っていた
現象も 少し楽しく見られるのではないでしょうか!

いずれ このような気象現象を 不吉な前兆とみる人もいますが
根拠の無い迷信だと思いますよ 多分 (笑)

水と光と風は様々な自然の芸術を私達に見せてくれます。














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by warutorawa | 2016-07-01 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(0)

積雲



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湿った空気の塊が次々に吹き上げられてくる

凝結高度1000m

雲が生まれています。





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by warutorawa | 2016-06-19 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

冬のメタセコイア




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青と

白と

もう一色

それだけあればこと足りる

季節。



                 ー紫波ー



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by warutorawa | 2016-01-15 00:30 | 空の記憶 | Trackback | Comments(2)

四季折々の情景を気ままに写し撮って行きたい。気軽にお寄りください。