牧野の春 2




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小一時間も走れば非日常的景観に癒される

分水嶺の頂から望む空は限りなく広いが

麓の空に比べここの空は厚みがない

雲がぐっと迫ってくるからだろう

日常の空は見上げてなんぼの世界だけれど

ここはぐるりと見渡すのがいいようだ。


                         ー北上高地 寺沢ー




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by warutorawa | 2017-05-19 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

牧野の春 1




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ー青ぞらのはてのはて
水素さへあまりに希薄な気圏の上に
「わたくしは世界一切である世界は移ろふ青い夢の影である」
などこのやうなことすらも
あまりに重くて考へられぬ
永久で透明な生物の群が棲むー


                  「青ぞらのはてのはて」 宮沢賢治


久しぶりにお気に入りの高原牧野へ

風も弱く空気も澄んでいた

何もないところだが

それが何とも心地よい



                              ー北上高地 寺沢ー




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by warutorawa | 2017-05-18 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

裏岩手山




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南部片富士と言われる岩手山は、南東から見るととても美しい山容を見せてくれる

が、ひとたび北側に回り込むと荒々しい山肌が現れます

女性的な美しさと男性的な力強さが同居している山なんですねー

麓は春満開ですが、ここはまだまだ春浅き・・・そんな感じでした。


                                  ー東八幡平ー










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by warutorawa | 2017-05-01 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(4)

奥羽の初冬




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最近よく来る「上ン平」、昔は放牧が行われていたが現在は行われていない
一部は管理牧野になっているが、使われなくなった草地はススキの原野となっている
景観にアクセントを加えてくれる牛舎にも牛の姿はもう無い

なんの変哲もない高原だが、ここを境として冬の気候はガラリと変わる
ここから西は沢内村を超え秋田まで日本海気候となり、湿った雪が降る豪雪地帯となる
逆に東側は低温で乾燥した太平洋気候となるのです
真冬の雪は湿度の少ないパウダースノーとなり、大雪となることは少ない

この時期の空はとても近く、雲の流れは大変速い
季節風の顔がまさに一遍するところでもある
そんなドラマチックな情景が見たくて足を運ぶ
この日も、日に照らされた小雪がダイヤモンドダストのように輝きながら流れていた

あの、宮沢賢治が「経渦ムベキ山」の一つとした処でもある。


                                   ー紫波ー













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by warutorawa | 2016-11-19 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(4)

遠野荒川高原 3




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午後の一時過ぎ 俄かに辺りが薄暗くなりました

風も突然のように吹き始め徐々に強くなってきました

前線の中にすっぽり入ったみたいです


三枚目の写真の頃はカメラを構えるのが難しくなったため車からの撮影となりました

風速はおそらく15m~20m近くに達したと思われます

こんな状態が2時間ほど続いた後は急激に快方に向かっていきました

いや~、最近の天気予報はよく当たりますねー

びっくりでした。


寒冷前線の時最も注意しなければならないのは「ロート雲」

雲から垂れ下がる渦状の筋です 要するに竜巻ですね!

海や何もない平野、それとこんな草原は特に注意です

そんなわけで荒川高原の情景はこれでお終いです

どんとはれ!




                        ー遠野ー



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by warutorawa | 2016-10-29 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(4)

遠野荒川高原 2




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北上高地にある荒川高原、とにかく風が強い

樹齢の進んだ大木は ほとんどが東向きに傾いている

そう言えば「遠野物語」にしても賢治童話にしても風が主役のような物語が多い

ここに来ると なるほどと感じてしまう...。


そろそろ寒冷前線が近づいてきたようだ!


                              ー遠野ー












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by warutorawa | 2016-10-28 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

遠野荒川高原 1



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嵐が去った後の荒川です

嵐というのは寒冷前線のことで この日の昼にかけてここを通過したのです

ラジオでは雷雨注意報が発令され、突風による被害に十分ご注意との事でした。

この写真は前線が通過しておよそ2,3時間後の風景になります。

通過時の写真は後ほど...!


山の天気は豪快です。



                      ー遠野ー







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by warutorawa | 2016-10-27 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(4)

刻々と




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ーあたたかくくらくおもいもの
ぬるんだ水空気懸垂体
それこそほとんど恋愛自身なのである

なぜなら恋の八十パーセントは
H2Oでなりたって

のこりは酸素と炭酸瓦斯との交流なのだー

                         (あの雲がアットラクテヴだといふのかね)ー宮沢賢治





一時たりとも同じ空でいることが無い

全くせわしない高原の午後です

対照的に大地はし~んと静まり返ったままである


                                      ー北上高地ー
















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by warutorawa | 2016-10-04 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

秋晴れの丘




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ー種山ヶ原の長嶺さ置いだ草は
雲に持ってがれで無ぐなる無ぐなる

種山ヶ原の長嶺の上の雲を
ぼっかげで見れば無ぐなる無ぐなるー




種山ヶ原立石の丘には賢治の「牧歌」の詩碑が刻まれている。(前文略)

数年ぶりに訪れてみたが、立派な東屋が建っていたのには少し驚いた

ここに初めて来たとき、とても印象に残った大きな岩はそのままでした

浸食から残った残丘なのですが賢治はモナドノックと呼んで

とてもお気に入りだったようです。

ここから見える「物見山」の全景はあくまでもなだらかで

とても女性的です。



                              ー種山ヶ原-



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by warutorawa | 2016-10-02 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(4)



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関東ナンバーの車でやってきた親子 きっとお盆で帰省中だったのでしょう

"こんな 何もない所にきて楽しいのかな?"

と、思っていたが 私の余計な詮索でした

大声で「ヤッホー」とさけぶ女の子と それを見つめる親の姿を見てると

つまらない仕掛けの遊具は要らないようでした

暫くすれば忘れてしまう風景でしょうが

いつか また そのときが来れば...。




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by warutorawa | 2016-08-20 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(2)

四季折々の情景を気ままに写し撮って行きたい。気軽にお寄りください。