<   2017年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧

雲上の楽園




d0334825_14411068.jpg


d0334825_14414903.jpg


d0334825_14423644.jpg


d0334825_14431175.jpg


d0334825_14434234.jpg




ここは、八幡平国立公園にある旧松尾鉱山の廃坑跡です。
ここの歴史は、様々な資料やネット等でも多く紹介されているので詳しい事は省略させて頂きます。

ここがなぜ「雲上の楽園」だったかと言えば、先ずこの場所が標高1000m近い高所であるということ
たかが1000mと思うかもしれませんが、緯度が高いので、南の地方でいえば1500m近い場所に匹敵します。
冬になれば気温は-20℃以下にもなるし、雪だって4~5mは積もったでしょう。
こんな冬の厳しい所で、恐ろしくモダンな生活を享受した人達がいたのです。

戦後の貧しかった頃から、ここでは鉄筋コンクリート造りの団地に住みトイレは水洗、冬は全館セントラルヒーティング
勿論小中学校あり、病院は完備されていたし、なんでもありの売店もあったそうです。
(いまのスーパーやコンビニの前身みたいなもの)
最盛期の人口は13000~14000人にも達したそうです。
麓の人達はとても憧れていたそうですから、いかに先進的な場所だったかが伺えます。
まさに「雲上の楽園」だったのでしょうね。

その頃の日本はまだ公団住宅もなく、トイレだって汲み取りだったはずだし、暖房だって反射式ストーブが一般的だったでしょう。
しかし、そんな憧れの楽園も昭和47年に閉山を迎え忽然と人が消えてしまいました。
現在は、草木に覆われた建物だけが当時の面影を残しています。

まさに「強者どもが夢のあと」、そんな場所なのです。


                          







[PR]
by warutorawa | 2017-05-31 00:30 | 光影の記憶 | Trackback | Comments(2)

山紫水明




d0334825_22272994.jpg





d0334825_22171055.jpg




ー ZYPRESSEN春のいちれつ
くろぐろと光素(エーテル)を吸ひ
その暗い脚並からは
天山の雪の稜さへひかるのに
(かげろふの波と白い偏光)
まことのことばはうしなはれ
雲はちぎれてそらをとぶー


                          宮沢賢治  「春と修羅」より抜粋

昨日も今日も30℃をこえた

天気予報では「今日の最高気温、平年より9℃高い30℃でした」と、あっさり言うが

どこか違和感を感じるこの頃

9℃高いというのは勿論だけれど、平年気温自体毎年上がっているはず

20年も前の平年気温からみればもっと高かっただろう

慣れることの怖さを感じる

そして平均値なるもののイタズラも見抜かねばなぁ~!



                                ー雫石ー











[PR]
by warutorawa | 2017-05-23 00:30 | 大地の記憶 | Trackback | Comments(4)

里の彩




d0334825_18404314.jpg




これほど空気が澄み渡ったのも久しぶりです

これで午前11時近くだから、いかに塵が少なかったかが分かる

こういう風景を桃源郷と言うのだろうか

自分には昭和の原風景のように見えた。


                       ー花巻 東和ー


[PR]
by warutorawa | 2017-05-21 00:30 | 大地の記憶 | Trackback | Comments(2)

牧野の春 2




d0334825_20282088.jpg


d0334825_20291463.jpg


d0334825_20284345.jpg





小一時間も走れば非日常的景観に癒される

分水嶺の頂から望む空は限りなく広いが

麓の空に比べここの空は厚みがない

雲がぐっと迫ってくるからだろう

日常の空は見上げてなんぼの世界だけれど

ここはぐるりと見渡すのがいいようだ。


                         ー北上高地 寺沢ー




[PR]
by warutorawa | 2017-05-19 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

牧野の春 1




d0334825_20474613.jpg




d0334825_20471296.jpg




d0334825_20464205.jpg




ー青ぞらのはてのはて
水素さへあまりに希薄な気圏の上に
「わたくしは世界一切である世界は移ろふ青い夢の影である」
などこのやうなことすらも
あまりに重くて考へられぬ
永久で透明な生物の群が棲むー


                  「青ぞらのはてのはて」 宮沢賢治


久しぶりにお気に入りの高原牧野へ

風も弱く空気も澄んでいた

何もないところだが

それが何とも心地よい



                              ー北上高地 寺沢ー




[PR]
by warutorawa | 2017-05-18 00:30 | 高原の記憶 | Trackback | Comments(0)

早池峰湖の春




d0334825_23191602.jpg




d0334825_23184376.jpg




d0334825_23182272.jpg




咲き始めたツツジと山桜の共演

新緑の山々が華やいできていました

奥山も本格的に活動を始めたようです。

今年は熊さんに遭遇しないように気おつけたいものですね。



                           ー花巻 早池峰湖ー


[PR]
by warutorawa | 2017-05-14 00:30 | 静かな記憶 | Trackback | Comments(6)

林檎畑の彩




d0334825_23075560.jpg



d0334825_23081184.jpg





♪ リンゴ~の花ぁびらが~ ♪



                      ー花巻ー







[PR]
by warutorawa | 2017-05-13 00:30 | 淡い記憶 | Trackback | Comments(6)

チューリップの彩




d0334825_21361913.jpg


d0334825_21332412.jpg


d0334825_21325602.jpg


d0334825_21334966.jpg





17世紀ごろのオランダでは、チューリップが投資の対象となっていたそうな

中にはとても珍しい色彩を持った個体も現れ、その球根で豪華な家が買えるほどだったといいます

でも、今ではそのチューリップがウイルスで侵された個体だったと言われている

当時の欲深い人は懸命に数を増やそうと、無駄な努力をしたのでしょうね(笑)

でもじっと見ていると何だか宝石に見えてきたぞー

黄色が「トパーズ」で、パープルが「サファイヤ」でしょ、赤はもちろん「ルビー」

みんなまとめて「オパール」

いやいや、童話風になっちまったなー。 ^_^;



                             ー花巻 賢治記念館ー





[PR]
by warutorawa | 2017-05-10 00:30 | 宮沢賢治の世界 | Trackback | Comments(2)

銀河鉄道の午後




d0334825_17072921.jpg


d0334825_23103982.jpg


d0334825_09444973.jpg


d0334825_09441916.jpg



「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんたうの天上へさへ行ける切符だ。 
 天上どこぢゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、
 こんな不完全な幻想第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈でさあ、
 あなた方大したもんですね。」

                                (銀河鉄道の夜 宮沢賢治)

一次元のレールを走ってきたSL銀河を、三次元の人々がお出迎え(時間軸は置いといて)

なんとも微笑ましい連休最終日のひととき

が、やっぱり苦手な鉄道写真、頑張るしかあるまい 


賢治の銀河鉄道は不完全な「幻想四次元」だと言っているが、はて? どんな世界なのだろう。(笑) 


                               

                                     ー新花巻駅ー


 


[PR]
by warutorawa | 2017-05-09 00:30 | 宮沢賢治の世界 | Trackback | Comments(0)

ぶらり野辺




d0334825_21040828.jpg


d0334825_21033730.jpg




昨夜からの雨も昼までには上がった

奥羽の山々の雪解けも大分進んだようだ

それが合図なのだろう、水田では代搔き作業がピークをむかえ

気の早いところでは田植えも始まっていた

いずれ柔らかい早苗が風にそよぎだすでしょう。



                               ー花巻 笹間ー


[PR]
by warutorawa | 2017-05-07 00:30 | 山里の記憶 | Trackback | Comments(4)

四季折々の情景を気ままに写し撮って行きたい。気軽にお寄りください。